媚びるアザラシ
自分語りというのは恐ろしいもので、
そこには満遍なく甘えがあったりする。
これこれこういう所が在りますので、多めに大目に見てもらえますか的な。
会話上手でない私は、誰かといる空間が静まりはじめると小出しに自分語りをする癖がある。
ぺらい自分の話で、笑いの一つでも起きたらと思っているのだが、現実は媚びのかたまりを相手にほいほいとふりかけているだけなのだ。
特別色気のある文章も言葉もありません。
吐き出せんし、きらりとも光りません。
ただ、書き続けているだけ。
おそらく波がきていないのに、波乗りを始めてしまった状態だ。
もちろんきていない波は引くことがないので、
私の文章は宙ぶらりんを携えて大胆に寝そべっている。
やめればいいのに、癖ってのは直せないものですね。
